2010-03-07

ThinkPadの光学ドライブを他PCでも使いたい(1)~SATA Slimlineコネクタ

概要

ThinkPad R400の光学ドライブは簡単に取り外せるようになっています。
じゃあ他PCにつなげて使ってみよう…と思ったら、コネクタの形が「スリムライン」という聞き慣れないタイプでした。
それって他PCにもつなげられるの? というお話です。

話の発端:うっかりVAIO type Pを買いまして

VAIO P先月、NTT-X StoreVAIO type Pの出物がありまして。
Vista Home Basic(32bit)のHDD(60GB)モデルが49,300円。CPUがAtom Z520(1.33GHz)というのが残念ですが(Sony StyleならZ550(2.00GHz)も選択可能)、それを差し引いてもこの値段は破格。
XPモデルだと5万円台もあるみたいですが、Vista以降のモデルはメモリ2GBなのに、XPモデルは1GB。VAIO Pのメモリはオンボードで増設スロットがなく後から増やせないので、XPモデルはちょっと微妙。

後から強化できないという点ではCPUも同様ですが、たとえばLinux載せちゃえば、たぶんAtom Z520もZ550も大差ないような気がする。メモリが1GBか2GBかの違いは大きそうだけど。

二次記憶がSSDじゃなくてHDDというのはつまらないですが、後からSSDに換装するのは、ネットで検索した限りでは大変だけどできなくはなさそう。Vistaから7へのアップグレードも(買ってくれば)可能だし。
あと、この値段でWiMAX搭載。たぶん使わないけど。

というわけで衝動買いしちゃったのが話の始まり。

リカバリディスクを作りたいけど、VAIO type Pは光学ドライブ非搭載

さて、PCを買ったら早々にやらなきゃいけないことの一つに「リカバリディスクの作成」があります。
最近はコストダウンのためかリカバリディスクが付属していないことが多く、自分で作成しなければなりません。万一、リカバリディスクを作らないままHDDがクラッシュしたら、メーカーからリカバリディスクを購入しなければならないのです。
また、リカバリディスクを作ると、HDDのリカバリ用領域を消すこともできるので、利用できるHDD容量が増えるというメリットもあります。

そういうわけで早速リカバリディスクを作るか…と思いきや、VAIO type Pには光学ディスクドライブが搭載されていません。USBの外付ドライブが必要なのです。
純正品(VGP-UDRW1)は2万5千円くらいで売られていますが、まあUSB接続だったら何でも大丈夫だろうとウチにある外付ドライブを使おうとしたら……。

手持ちの外付ドライブ、「CD-RW/DVD-ROM」って書いてありました…。DVD焼けないじゃん!
考えてみたらずっとノートPCの内蔵ドライブを使っていたので、外付ドライブは相当古いものしか持っていなかったのでした。

ThinkPad R400の内蔵光学ドライブは取り外せる

滅多に使わない外付ドライブを買うのもね…と悩んでいたら、ふと思い出しました。ThinkPadの内蔵光学ドライブは、ワンタッチで取り外しができるのです。もしかしてこれ、VAIO type Pにつなげられるんじゃ?

取り外してみると、コネクタの形状がSATAのようで微妙に違います。
具体的には、SATAの信号ケーブルは挿さるんだけど、電源ケーブルのコネクタの大きさが違う。

調べてみると、ThinkPad R400の光学ドライブは「ウルトラベイ・エンハンスド」と呼ばれる仕様で、SATAのスリムライン(Slimline)というコネクタを採用している模様。
ThinkPad独自規格じゃないようなので、変換アダプタも手に入りやすいかも? 探してみることにしました。

長くなってきたので続きます…!
(2)~SATA Slimline変換ケーブル

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